株式会社メリーチョコレートカムパニー(本社・東京都大田区大森西7-1-14、社長・原邦生)が毎年募集している「バレンタインどきどき、ワクワク川柳募集」の第11回入選作が決定した。バレンタインをテーマにした、明るく、楽しい、バレンタイン讃歌の川柳をどうぞという呼びかけに、ハガキやメールで全国から3万2千通余の応募作が寄せられた。個人だけでなく学校単位での応募は10数校。審査の上100句が「第11回バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」に選ばれた。入選作100名には5,000円相当のメリーチョコの本格派チョコレートがバレンタイン直前にプレゼントされる。
メリーチョコレートの原社長が、パリ在住の先輩からもらった1枚の絵葉書をきっかけに生まれたバレンタインデーが、2008年2月14日で50周年目を迎える。日本で最初のセールはたった3枚、売り上げ総額150円しか売れなかったチョコレートも、いまや約700億円となっている。この間、全国津々浦々で、たかがチョコされどチョコ、数え切れない喜怒哀楽のドラマが生まれてきた。チョコもまた当初の告白チョコから、本命チョコ、ファミリーチョコ、義理チョコ、癒しチョコ、励ましチョコ、母心チョコ、仏前チョコ、海老鯛チョコ、仲直り・リセット型チョコ、二股三股チョコ、ひょうたんから駒型チョコ、衝動買いチョコ、男性の見栄っ張りチョコ、自分用ご褒美チョコ(マイセルフチョコ)…など変化し、幅広くなっている。
今回の入選作の中には50周年のバレンタインらしく「チョコ食べて 恋の思い出 老い二人」、「チョコくれた 亡き妻想い 茶をすする」といった歴史を感じさせる句が見える。また、2月=バレンタイン月を象徴するような「花もよい だけど二月は チョコがよい」、「カイロより 二月のチョコは 暖かい」といった句も交じる。
チョコ力を詠った句としては「幸福(しあわせ)の 約束うけおう 粋なチョコ」、「一粒が 開く夢あり 未来あり」、「日常の 言葉足らずを 埋めるチョコ」などチョコがあるからこそを詠った句が入選した。
最近増えている女性の自分へのご褒美チョコを詠った句としては「渡す人 彼から夫 今ワタシ」、「チョコ探し 最初に手に取る 自分チョコ」などが。
「晩酌の つまみのそばに チョコひとつ」、「弁当の 隅に一粒 妻のチョコ」、「単身中 子供の写真と チョコ届く」、「チョコくれた 亡き妻想い 茶をすする」といったほのぼの、しみじみした句。
「三十路過ぎ どげんかせんと いかんチョコ」、「メタボより ポリフェノールと 強請る(ねだる)父」、「ライバルと 大連立の チョコ作り」、「本命に 偽装などない 愛のチョコ」、「わが家でも 夫と息子の 格差チョコ」、「チョコ売り場 女、女で 温暖化」など昨年の流行語を織り交ぜた句や、「年金も チョコも空しい 掛け捨てか」といった絶望的な句も交じる。
「チョコに酔い 足取り軽く 父帰る」、「義理チョコに 狂喜乱舞の 父米寿」、「日記には チョコ貰ったと 書いておく」といった「ああ満足」派がいる一方、「あてにせず 自分で買えと 妻が言い」、「来ないなら 来るまで待とう チョコレート」といった「ああ無情」派もいる。ともあれ、今年もまた、「バレンタインどきどき、ワクワク川柳」で詠まれたような、喜怒哀楽の人生ドラマが全国津々浦々で展開されそうだ。