2010年

クラシックカーの名車100台が東京都庁前を出発、エコドライブを

ロータリークラブ主催の「ロータリー・フェローシップ・ラリー 2010」

3月6日(土)、神奈川県、千葉県を走り、ゴールの東京に

大会名誉会長の堺 正章氏も参加予定

収益金は東京都が推奨する環境事業支援とフィリピンの「ロータリーランド」にマングローブを植樹

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1964年までに製造された外国製スポーツカー、グランドツーリングカーなど世界の名車約100台が東京都庁前をスタート、エコドライブを楽しみながら、1日かけて神奈川県、千葉県を回り、東京に戻ってくるクラシックカーラリーが開催される。

 地域社会への奉仕を目的にした実業人の非営利組織、ロータリークラブが主催し、3月6日(土)に開催される「ロータリー・フェローシップ・ラリー 2010」。全国で各種開催されるクラシックカーラリーの中で、東京をスタートする数少ないイベントで、今年で6回目の開催。

 主催者は多忙な実業の傍らロータリアンとしてボランティアに取り組む素人集団のイベントで、参加者からの参加費や企業などからの協賛金の一部は、フィリピン政府から借り上げた島を「ロータリーランド」と命名、そこにマングローブの植樹事業を長期的に取り組む計画。マングローブはCO2を吸収し地球温暖化防止に貢献するとともに、多様な生物を育む棲家として生態系や海の水質浄化に果たす役割が大きい。

 午前6時に東京都庁隣のハイアットリージェンシー東京に集合、競技の説明などの後、新宿中央公園を左折周りで東京都庁前(1号庁舎)に向かい8時に都庁前をスタート、神宮外苑を経由、首都高速(霞ヶ関)に乗る。レインボーブリッジ、鎌倉鶴岡八幡宮を通り、久里浜に。そこからはチャーターした東京フェリーに車ごと乗船、ランチクルージングをしながら金谷港に到着、木更津市役所に至る。フェリー丸ごとクラシックカーで埋め尽くされ、オーナーやドライバーがランチをとるというのも珍しい光景になる。帰路はアクアラインを経由し、5時にホテルオークラに戻る。各所に設けられたチェックポイントを通過し競技を行う。公道上に設けられたコースを決められた時間内に走る競技に加え、燃費を競うエコ競技も組み込まれているのが特徴。

 スタート地点の都庁前、神宮外苑などが都内での見学ポイントとなるが、コース上の沿道では100台余りの名車の走りに注目が集まりそうだ。

主催者はロータリークラブによるボランティア

主催はオートモービル・フェローシップ・オブ・ロータリアンで、東京城南ロータリークラブ(野上征利会長)がホストクラブとなり、各地のロータリークラブの協力、ボランティアで運営される。今回で6回目。大会名誉理事長は市川伊三夫パストガバナー、大会名誉会長に堺正章氏(東京城南ロータリークラブ特別名誉会員)、大会名誉顧問が久邇邦昭ガバナー、大会実行委員長は小口洋史(東京城南ロータリークラブ理事)。堺氏も愛車で参加の予定。

過去5回(2009年は休み)は「カーロ・グラン・スポルトR.C.」の名称で、2日開催であった。運営会社などが関与して運営する催しと違って、ロータリークラブメンバーが手弁当で運営・実行するイベントが特色である。汗をかいて社会奉仕する精神を貫く。

1964年までに製造された外車(ロータリアンは1971年)

参加は1964年までに製造された外国製スポーツカー、グランドツーリングカー100台。すべての車は常に動かせる状態(動態保存)でナンバー付。外車のうち最も多いのがイタリア製で約80%、残りをイギリス、フランス、ドイツ車が占める予定。

メーター類は回転計と水温計しかないとか、1日走るとビスやナットが緩みメンテナンスが必要とか、快適とはいえないドライブだという。40年代の車はドライバー自身が、身も心も40年代にタイムスリップして乗らなければならないともいう。気難しいのである。しかし、今のコンピューター化された車と違い、シンプルで、自分で何とか直せる。そこが楽しいのだとも。

収益金は東京都の環境事業支援と比国の「ロータリーランド」にマングローブを植樹

「クラシックカーという素材を使って、ロータリークラブとしての社会奉仕ができないだろうか」というのが大会のスタート時の目的である。参加者からの参加フィーや協賛金から捻出した収益金は、東京都が推奨する環境事業支援を行うとともに、フィリピン政府からフィリピン・パナイ島のアクラン州の島を借り上げ「ロータリーランド」と命名、その地にマングローブの植樹事業を長期的に取り組む。マングローブはCO2を吸収し地球温暖化防止の役割、また多様な生物を育む棲家として生態系や海の水質浄化に果たす役割が大きい。(州の北端にはリゾート地として世界的に知られるボラカイ島がある)すでにロータリアンが現地調査を終えている。

過去5回の大会では、「ポリオ撲滅運動」(第一回)、「三宅島復興支援としてバス」(第二回)、「ニューオーリンズハリケーン救済支援」(第三回、第四回)、「ミクロネシア連邦チューク州トラック島に海水淡水化装置寄贈」(第五回)としてチャリティしている。

こうしたドネーションはもちろんだが、クラシックカーレースを通して、今の若い人たちにモノを大切にすることの大事さ、時代を超えて愛される真のモノ作り精神を伝えていきたいという願いも込められる。

コースは東京都庁を出発、夕方にホテル・オークラに帰ってくる

午前6時に東京都庁隣のハイアットリージェンシーに集合、競技の説明などの後、新宿中央公園を左折周りで東京都庁前を8時にスタート、神宮外苑を経由、首都高速(霞ヶ関)に乗る。レインボーブリッジ、鎌倉鶴岡八幡宮を通り、久里浜に向かい、そこからは東京フェリーに車ごと乗船、ランチクルージングをしながら金谷港に到着、木更津市役所を通り、帰りはアクアラインを経由し、5時にホテルオークラに戻る・各所に設けられたチェックポイントや競技を行う。また、6時からはホテルオークラで表彰式&パーティーが行われる。主な予定は以下の通り。

6:00 ハイアットリージェンシー東京受付、車検、朝食
7:00 東京都庁にて開会式
8:00 東京都庁スタート
    新宿西口〜神宮外苑〜高速道路にて久里浜へ
11:00 久里浜港にて東京フェリー乗船(船中にて昼食)出港は11:50
    クラシックカーレースでは初めての試みです。
12:50 金谷港下船
14:00 木更津市役所(子供たちの応援をいただきます)
15:30 東京湾アクアライン通過
17:00 ホテルオークラ着
18:00 表彰式&パーティー

公道上に設けられたコースを決められた時間内に走る競技に加え、燃費を競うエコ競技も組み込まれている。エコ競技は、EPA米国環境保護庁が定めたLA−4運転モードを採用し、定められた距離を走破する燃費基準値と、各車両の特性を補正して各車の燃料の消費量を求め優劣を評価する。

パーティの前にJAFの講演者がエコドライブの講演を行うほか、会場には慶応大学電気自動車やプリウスなどエコカーが展示される。

ロータリー・フェローシップ・ラリー 2010参加車両例

参加予定車両
年式
排気量
タルボット 90Sport 1,933 2,366
ベンツ ガブリオレA170V 黒/マルーン 1,937 1,700
Lagonda LG 45 S2 4 1/2 Type7 1,936 4,500
ロールスロイス ファントムJ トルベードツァラー 1,925 7,668
ベントレー マーク O ハルススペシャル 1,951 4,250
フィアット Stanguellini 1100S FRUA 1,947 1,100
アストンマーチン DB4 Vantage Convertible(drophead) M・チャコールグレー 1,962 3,670
ベントレー ロードスター 4 1/4 1,937 4,250
ロールスロイス シルバー・クラウドK アイボリー 1,961 6,230
ベントレー ベントレーMk6 2ドアオープン 赤/黒 1,947 4,250
フィアット バリラ 508S 茶色 1,933 990
ベントレー 4 1/2 Vanden plass Lenan Body 1,928 4,500
ジャガー XK120 1,954 3,440
ランチア APPIA ZAGATO GTE(アッピアザガートGTE) 1,959 1,100

参考 ロータリークラブについて

ロータリークラブは、世界で最初にできた奉仕クラブの組織で全世界の200以上の国と地域に、33,234のロータリークラブがあり、1,219102人のロータリアンがいます。

入会資格は、社会的に有益と認められる事業の経営者及び専門的職業に就かれている方、法人役員または支配人、並びに裁量権を有する重要な管理職の地位にある方のみとなっています。

現在、日本全体でのクラブ数は2,302、会員数92,159人(2009年7月末現在)

各クラブの正会員は、原則として、クラブ区域内にある各事業と専門職務に携わる代表的な人物が、一人づつ選ばれています。 ロータリーでは「職業分類の原則」という規定で、クラブ会員の構成が、いずれか一方にかたよることを防ぎ、同業者が出席している場合と比べて、雰囲気を開放的なものにするのに役立っています。

 ロータリー・クラブは、個人的な友情と奉仕のきずなを結ぶため、毎週クラブ例会に出席することが、会員としての大切な努めとなっています。また、各ロータリー・クラブは国際ロータリーの認証状を受けた、世界組織のメンバーです。したがって各クラブは、その地域のみでなく、全世界のロータリー・クラブと結びついています。

 ロータリーは、人種、信仰、政治的信条にかかわりなく、すべての民族やすべての国々の国民が、平和と友好の雰囲気の中に集えるようになっています。そして対立と分裂をもたらす活動にかかわることを避け、共通の利益を重んじ、お互いの理解と協力の心をつちかっていくものです。

 なお、ライオンズクラブは、1917年にダラスロータリークラブ会員であったメルビン・ジョーンがロータリークラブから分かれて創設したクラブです。ロータリークラブは個人個人で奉仕をする「アイ・サーブ」、ライオンズクラブはクラブ全体で奉仕をする「ウィ・サーブ」をモットーにしています。