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「墓地と墓石を同時新規購入」が全国で46.3%、洋型は新規購入墓地比率が高い

 まず、最初に墓石を建てた墓地の形態からみてみると、「新しく購入した墓地」(寺院墓地13.4%、公営墓地10.8%、民営墓地22.1%)が46.3 %、「すでにあった墓地」(寺院墓地20.0%、公営墓地9.5%、民営墓地10.3%、地域や共同体の墓地12.2%)が52.0%でした。地域別にみてみると、1都3県は71.3%と新規購入が飛びぬけて高い傾向にあります。またその多くが民営墓地であることが浮かび上がります。

 墓石タイプ別では“伝統的な和型”は「地域や共同体の墓地」に多く、また“シンプルな洋型”は、新規墓地購入比率が過半数を超え高い傾向が読み取れます。中でも“シンプルな洋型”は「新しく購入した民営墓地」が他の層に比べて多い傾向にあります。

全国で伝統的な和型は29.1%、シンプルな洋型が52.4%
西日本の根強い和型志向に対し、1都3県では73.1%が洋型で占める

 建てたお墓の形を全国でみてみると、「伝統的な和型」は29.1 %となりました。「シンプルな洋型」は52.4%、「デザイン墓」は13.1%となりました。


 建立お墓のタイプを2014年からの推移でみてみると「伝統的な和型」が41.7%から12.6%減少し29.1%に、反対に「シンプルな洋型」が40.5%から11.9%アップして52.4%に、「デザイン墓」が12.0%から微増の13.1%になりました。

 地域別にみてみると、伝統的な和型お墓が多いのはまず北陸地方で70.2%、次いで中国地方で68.6%、近畿地方55.8%、四国地方47.4%と、西日本では伝統的な和型への根強い支持がうかがわれます。
逆にシンプルな洋型は、東日本の1都3県では73.1%、関東で68.4%、東北51.0%と好対照を見せています。
また、デザインのお墓は進取の気性に富む北海道地方がシンプルな洋型と同じ40.0%で、他の地域に比べて建立比率がきわめて高くなっています。

お墓の全国平均価格、昨年より1.4万円高い170.7万円
お墓タイプ別で最も高いのはデザインのお墓で189.6万円
最も高いのは九州地方で216.4万円、最も安い北海道地方は132.0万円

 墓地取得費用を除いた墓石の購入金額は、150万円以上〜200万円未満が最も多く22.3 %、次いで200万円以上〜300万円未満が17.2%、120万円以上〜150万円未満が14.2%でした。

 次に平均購入価格を計算してみると、全国平均で170.7万円となり、昨年の169.3万円よりも1.4万円とわずかですがアップになりました。

 墓石タイプ別の平均単価は、最も高いのはデザインのお墓で189.6万円、次いで伝統的な和型の189.2万円、最も安いのはシンプルな洋型で158.1万円でした。

 地域別にみてみると、最も高いのは九州地方の216.4万円、次いで東北地方で187.4万円、1都3県179.5万円、関東173.6万円、四国の170.5万円の順でした。最も高い九州地方と最も安い北海道地方(132.0万円)では84.4万円の開きがあります。

墓石購入時の参考情報は「石材店のアドバイス」が約8割

 墓石購入時の参考情報については「石材店のアドバイス」 が最も高く、いずれの地域でも80%前後を占めています。2位以降は「墓地へ行って他の墓石を参考にした」が37.9%、「家族や知人の話」が29.6%と続きます。
 「墓地へ行って他の墓石を参考にした」は関東及び1都3県で例年通り高い傾向がうかがえます。「家族や知人の話」は北陸、中国、九州が高い傾向にあります
また、北海道、東北、九州で「石材店の展示場」が他の地域に比べ高い傾向にあります。

 近年、ネットでの墓石購入なども増えてきてはいるものの、高額な墓石を購入する際はやはり専門店である「石材店のアドバイス」が重要であることが結果から見て取れます。「石材店のアドバイス」は、過去3年と比べ20ポイント程度上昇し、コロナ禍が落ち着いた影響もあるのではと推察されます。

 また、「墓地へ行って、他の墓石を参考にした」37.9、「家族や知人の話」29.6%、「石材店の展示場」 19.1%など、高額商品ならではのきちんと納得してから購入したいという気持ちが見て取れます。
 お客様が、大事なもの、高額なものを購入する意識の高さがこうした、お店とのコミュニケーションを重視し、納得感ある購入を求めていると言えそうです。また40代50代では、約2割の方が、「インターネット」を上げているが、60代以上は約1割となっています。

購入店舗選択理由は?「石材店の対応が良かったから」が59.1%

 購入店舗の選択理由を複数回答でたずねてみると、「石材店の対応が良かったから」が59.1%、「お店の人の人柄」47.4%、「自分たちの話にしっかり耳を傾けてくれたから」39.6%が上位にランクインされました。この傾向は、墓石の購入価格が高額になるほど顕著になっています。
 地域別では北陸で「加工の技術が高いお店だから」「免震設計になっているから」が他の地域と比べて高く、技術や安全性も選択理由の要因となっています。四国、九州では「価格が適正だから」が他の地域に比べ高い傾向にあります。

墓石選びで重視したことは、@価格、A石の材質、B石の色

 墓石選びで重視したことは」という複数回答に対して、@価格53.5%、A石の材質41.0%、B石の色が40.9%、Cデザインのよさ26.7%となっています。地域別にみていくと、「価格」は関東、1都3県で6割が重視しています。「石の色」は北陸が51.1%と半数以上が重視しています。また和型志向の強い近畿、中国、四国で「国内産の石であること」が年の地域に比べ非常に高く、国内産へのこだわりの強さがうかがえます。また九州エリアにおいて「手入れのしやすさ」が重視されており、「価格」に次ぐ、2番目の重視点となっています。

始めから石のお墓を念頭にが75.0%、永代供養墓も検討は12.5% 

 今回の調査対象者は最終的に石のお墓を購入した人ですが、お墓づくり当初に石のお墓以外の形式を検討したかをたずねてみました。75.0%は石のお墓以外は考えなかったという回答で、「永代供養墓」を検討したが12.5%、「樹林墓」9.9%、「納骨堂」9.3%、「合祀墓」2.9%、「散骨」2.6%、「手元供養」1.5%、「宇宙葬」0.3%という結果でした。

「ご両親」のためにが42.1%、「ご夫婦(あなたと配偶者)」が21.0%

 今回建立したお墓は誰のためのお墓なのかを聞いてみました。最も多かったのは「ご両親」で42.3%、ついで「ご夫婦(あなたと配偶者)」21.0%、「ご先祖様」19.4%、「今一緒に暮らしているご家族」9.2%、「あなたご自身」3.7%、「お子様」3.0%という結果でした。地域別には関東、特に1都3県と近畿で、「ご夫婦」の回答が多く、これは大都市部の傾向とみることができます。

お墓までの距離は、86.2%が自宅から車、徒歩で30分以内

 自宅から墓地までの距離を聞いてみました。最も多かったのは「自宅から車で30分以内」が33.4%、次いで「自宅から車で10分以内」31.9%、「自宅から徒歩圏」19.9で、「自宅の敷地内」を合わせると、86.2%が自宅から車、徒歩でで30分以内という結果です。しかし、1都3県は「自宅から車で1時間以内」「自宅から車で1時間以上」の割合が他の地区に比べ高い傾向で、1都3県は比較的遠距離にお墓が存在しているようです。
 
お墓参り頻度「年に2〜3回」が38.7%、次いで「年に4〜6回」で22.1%

 最後の質問お墓参りの頻度をたずねてみると、最も多いのは「年に2〜3回」で38.7%、次いで「年に4〜6回」で22.1%、「毎月1回程度」16.4%となりました。お盆、お彼岸、命日などにお参りするというのが大勢のようです。
地域別では九州で「毎月1回程度」が43.8%、また中国も「年に4〜6回」が41.4%と他の地域と比べて非常に高い傾向をしめしています。相対的に、西日本の方が、東日本に比べてお墓参りの頻度が高いことが分かります。


調査対象者のプロフィール(有効回答サンプルは1,061名)

 

 

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